聖書に関する大まかな説明
いつもお越し下さり、ありがとうございます☆
しばらく旅行に出ており、更新が遅くなりました。
今回は、自分が知っている限りの知識ですが、聖書について簡単に説明したいと思います。
▪聖書の概要
神は、天地・人間を創造されました。しかし、悪魔に唆された人間は、神に反抗し、罪を犯し、神は人間をエデンの園から追放しました。その結果、人間は自らが犯した罪ゆえに、神との関係が断絶し、神を知ることができなくなりました。
しかしながら、神はご自身が創られた人間を愛しており、人類が犯した罪を贖い、神と人間との関係を修復するために、ご自分の一人子であるイエス・キリストを人の子として地上に遣わし、イエス・キリストが人類が犯した罪を贖うために、十字架の上で人類の身代わりとして死なれました。その後、キリストは3日目に死人のうちから復活し、約40日間にわたり、彼の弟子や多くの人々の前に姿を現し、天に昇りました。
そのことを示す「福音」(①キリストは、私たちの罪のために死なれたこと、②キリストは葬られたこと、③キリストは三日目によみがえられたこと)を信じることで、キリストを通して、人類は神との関係を回復し、永遠の命(肉体ではなく霊的な)を得て、救われる。
全ての人々が、この福音を信じ、神との関係を回復し、救われることが聖書の目的です。
第一コリント人への手紙 15章3〜5節より引用：
「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです」
▪聖書の構成
聖書は、旧約と新約の2つから構成されます。
さらに、旧約は39の書物から、新約は27の書物からそれぞれ構成されます。
では、旧約と新約は大まかに何が書かれているのかといいますと、
旧約： 原文 へブル語、アラム語。
天地創造、人類誕生から始まり、(キリスト誕生前までの)神と神の民に関する話。
新約： 原文 ギリシャ語。
キリストの誕生および生涯、またキリスト昇天後の弟子たちの宣教に関する話。
旧約と新約は、キリストの誕生前後で分かれており、この”約”という言葉の意味は、
神との契約という意味です。
つまり、旧約は古い契約、新約は新しい契約について、書かれています。
ところで、聖書はキリストの誕生前後で内容が分かれているということですが、
歴史の授業で、B.C.とA.D.という年号の表記を勉強したことは覚えますか??
これらの意味も理解すると、聖書の外観について理解しやすいかもしれません。
B.C. ＝ before Christ つまり、キリストの誕生以前
A.D. ＝ Anno Domini (ラテン語、「主の年に」の意味) つまり、キリストの誕生後
よって、キリストの誕生を年号の0年とし、西暦を表記します。
※余談ですが、聖書を学ぶまでB.C.は、before centuryだと勘違いしていました。汗
そして、この2つの書物については、関係がないわけではなく、
旧約では、人類を罪から救うメシアとして後にキリストが現れ、
十字架で処刑されることが予言されています。
契約やら罪、メシアなど、なんぞや？と思うかもしれませんが、
今は、「ふーん、そうなんだ。」くらいでお願いします。
長くなりますので、また別途説明とさせて頂けたらと(>_<)
聖書の大まかな説明は以上ですが、
他には、聖書の構成に関して、どういう立場があるのか？ということですが、
それぞれの聖書の構成として、
・キリスト教カトリックの聖書 ＝ 旧約聖書 + 新約聖書 + 外典(正典から除外された文書群でカトリックでは一部を正典としている)
なぜ、ユダヤ教は新約を聖書の一部としていないのか？
約束の救い主メシアであると信じていないためです。
また、外典を正典に含めるか？という点に関して、キリスト教でも
外典については、新共同訳聖書の「旧約聖書続編つき」という書籍で
読むことができます。(私はまだ読んだことはありませんが。。。)
今回は以上です。お読み下さり、どうもありがとうございました(*‘∀‘)
